「disabled」とは
htmlのフォームの各要素にdisabledを指定すると、その要素が無効化され、入力できなくしたり、ボタンが押せなくしたりできます。
<form> <input type="text" name="xx" value=""> <button type="submit" disabled>送信</button> </form>
みたいな感じで書いた場合、このフォームの送信ボタンが押せない状況を作れるわけですね。 正確には、「disabled=disabled」と書くらしいのですが、「disabled」だけでも問題ありません。
jQueryで「disabled」をつけたり外したりする
例えば、
ある入力項目に文字が入力されない限りは、ボタンが押せないようにする。 1文字でも入力されたら、ボタンが押せるようにする
みたいなことがやりたいケースを想定してみます。 上記のフォームで言えば、text入力項目に文字が入れられたかどうかで、送信ボタンのdisabledをつけたり外したりできれば良い、というやつです。
まずはhtml。
<form> <input type="text" name="xx" value="" id="input1"> <button type="submit" id="btn1" disabled>送信</button> </form>
わかりやすいように、id名をつけておきます。 続いてjQuery
$("#input1").on("input", function() { var input = $(this).val(); //input に入力された文字を取得 if(input){ //もし文字が入っていれば $("#btn1").prop('disabled', false); //disabled を無効にする=ボタンが押せる }else{ $("#btn1").prop('disabled', true); //disabled を有効にする=ボタンが押せない } });
こんな感じです。
以前は、「attr」を使って
・有効化 attr(‘disabled ‘,’disabled’); ・無効化 attr(‘disabled ‘,false); または attr(‘disabled ‘,”);
みたいな書き方もできましたが、今はうまく動かないと思った方が良いです。 「prop」を使いましょう。
「false」を指定すれば、disabledを無効化、つまりボタンが押せるようになり、 「true」を指定すれば、disabledを有効化、つまりボタンが押せなくなるようになります。
上記の例では、ボタンにしましたが、もちろん入力項目自体にも同じようなことができますよ。