一人ぼっちなのに、Gitは必要なのか
システム開発やWeb制作の現場では、もはや使えないなんて言ったら冷たくあしらわれてしまう、Git。
今まさに、Webやアプリケーション開発を学び始めようとしている人でも「git」という単語は耳にしたことがあるはず。
「聞いたことあるけどよくわからない」という方は、ぜひこちらのサイトを一読することをお勧めしたいです。
gitはバージョン管理を分散型で行えるので、チームで開発する場合に、ものすごく便利に使える。
ただそうなると、独学で開発を学ぶ段階では不要なのでは、、、と思ってしまうが、決してそうではない。
自分で開発、またはWeb制作を進めていくうちに、一人でも効率的にバージョン管理、履歴が欲しくなる。
一人ぼっちなので、gitなんて使わなくても、、と思ってしまうが、近い将来、チーム開発現場に足を踏み入れるであろうことを考えると、「一人分散型バージョン管理」だとしても、gitに慣れ親しんでおくことに損はないはず。
一人ぼっちのリモートリボジトリをどうするか
Gitではチームで共有するリモートのリポジトリ(プロジェクトやプロダクトの塊。ソースコード群)を元に、各作業者が自分のパソコン(ローカル)で開発を進める。
一人ぼっちなら、リモートなんていらないわけだが、それではGitになれなくて良いことになってしまうので、、、一人ぼっちでもリモートリポジトリを作りましょう。
Gitのリモートリポジトリを行いやすくするサービスで最も有名なのが、「Git Hub」。
しかしこのサービスには、問題があります。
それは、無料で使うには、リポジトリを「公開」せねばならぬこと。
独学で勉強のために使用するのに、それを公開にせねばならないのは、街中を裸で闊歩するくらい恥ずかしかったりしますよね。
とはいえ、有料でつかうにはちょっとな、、と。
そんな一人ぼっち開発初心者を助けてくれる「Bitbucket」
そう、そんな羞恥心に打ちひしがれそうな時に、そっと手を差し伸べてくれるのが、「Bitbucket」です。
基本的には、「GitHub」と同じと言って良いと思います。
Atlassianという会社が現在開発してくれているサービスです。
開発者向けのサービスをたくさん生み出してくれてますね。
私は「HipChat」なんかも使ったりしています。
さて、一人ぼっち開発初心者に嬉しいのは、「無料」で「非公開」リポジトリを無制限に作れること。
アカウントは5人まで無料なので、一人ぼっちなら、どんだけ使っても無料です。
使い方は別のサイトにゆだねます。。
結構バージョンアップしている中、あまり最新の記事が見当たらないのですが、十分に理解し、使える状態になると思います。
GitHubとBitbucketの比較:Webデザイナーの業務にはBitbucketが向いている
Atlassianは、「SourceTree」というツールも作っています。これは、ローカルのGitを操作しやすくするクライアントツールです。
もちろん、SourceTreeとBitbucketをつなぐことが簡単にできるので、この2つのツールを無料で使いこなして、一人ぼっちバージョン管理をしていけばよいです。
Gitクライアントツール[SourceTree]&Bitbucketリモートリポジトリ作成
SourceTreeでSSH鍵(キー)を作成し、Bitbucketとつなぐ
これで慣れていけば、いざチームによる開発現場にいって、GitやGitHubを使うことになったとしても、難なく入っていけるはず。
さぁ、今日も一人ぼっちで、Bitbucketにプッシュしよう。